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31日

未知の選択 京都 変わる春 高校入試 ②「公立も競争、要望応えたい」 「学力重視」特色横並びに 今年から、京都の高校公立入試が大きく変わります。→続きはこちら

未知の選択 京都 変わる春 高校入試 ②「公立も競争、要望応えたい」 「学力重視」特色横並びに 今年から、京都の高校公立入試が大きく変わります。

1月31日付の京都新聞に、「未知の選択 変わる 春 高校入試」というタイトルの記事が載った。引用すると-

〈公立校では特色あるメニューを用意して待っています〉。京都府教育委員会が作成した「2013府立高校スクールガイド」で、各校はキャッチフレーズを掲げ、教育方針や学校生活など「特色」」をアピールする。

「『特色は部活と学力』なら、どこも一緒になる。我が校らしさをどう訴えるかが難しい」。鳥羽港(京都市南区)の須原洋次校長は話す。鳥羽高には専門学科がなく、学力や家庭環境も幅広い層の生徒が集まる。部活動の活躍などで「スポーツと厳しい生徒指導」のイメージが強いが、昨春に特色の一つとして土曜の補習を授業化した。須原校長は「普通科だからあまり変わった特色を出せない。ただ、公立校も競うようになり、ニーズには応えたい」と力を込める。

府教委は京都市・乙訓通学圏の単独選抜移行を視野に、2012年度に「府立高校特色化推進プラン」を定めた。府立高46校を科学や国際化教育などを行う4分野に分類し、13年度に予算約6300万円を計上した。特色化の流れの中、多くの学校が「学力重視」をアピールする。

日吉ヶ丘高(東山区)は今春、高い学力の生徒を対象にした「進学型単位制」に変わる。現状は平均的な学力レベルの生徒が多く、1割弱が就職する。校内では当初、現状と同じレベルの生徒を受け入れる「単位制」にするか議論があった。

不登校経験者が通うフリースクールを見学するなど検討した結果、進学型を選んだ。山本順一副校長は「学力が低い生徒を対象にした特色を打ち出す学校も必要だが、より生徒を獲得できるのは高い進学実績だと判断した」と説明する。

この動きに、府公立高校長会の井関康宏会長(洛北高校長)は「いまは金太郎あめのようになっている」と懸念する。特色化に向け、学校間で役割分担を議論する場はなかった。公立校として多様な生徒に対応した学校づくりが求められるが、同じような特色しか出せておらず、井関会長は「今後の大きな課題だ」とした。

公立中3年生を対象にした進路希望調査で、交通の便の悪い学校が敬遠される傾向があった。最も第1希望者が多かった山城高(北区)などに人気が集まる明確な理由は中学関係者にも分からない。生徒が何を基準に高校を選ぶのか、誰もつかめないのが現状だ。

通学圏の「端っこ」に当たり、坂の上にある西乙訓高(長岡京市)は、英語や理系教育を特色に掲げるが、進路調査では第1希望者が定員を下回った。上垣昌之副校長は「生徒の進路をかなえ、高校生活の満足度を高めることが、選ばれる一番の道だ」と強調した。職員会議で「おいしいたこ焼き屋は遠くても行く。そんな高校になろう」と確かめ合ったという。

未知の選択 京都 変わる春 高校入試 ①生徒に失敗させたくない。 進路指導 現場の重圧増す 今年から、京都の高校公立入試が大きく変わります。→続きはこちら

未知の選択 京都 変わる春 高校入試 ①生徒に失敗させたくない。 進路指導 現場の重圧増す 今年から、京都の高校公立入試が大きく変わります

1月30日付の京都新聞に、「未知の選択 変わる 春 高校入試」というタイトルの記事が載った。引用すると-

「今春の公立高校入試の大きな制度変更は、私立校を巻き込み、生徒の進路指導や高校の特色かなどに影響を拡げている。今回が初めてとなる前期選抜の願書受付が2月4日に始まる。生徒や保護者、学校は不安を抱えながら「未知の入試」を迎える。

「偏差値教育に戻ってしまう」「下位の生徒の意欲をそぐ」。昨年10月の京都私立中学校会の会合。校長会が独自に行う統一テストについて、内部の委員会が「おおよその順位を受験生に伝えたらどうか」と提案したのに対し、出席者から異論や懸念が相次いだ。

テストは生徒の学習達成度を見るプログラムに含まれ、各学校は成績を生徒間の比較に使わないとしてきた。しかし、今春の入試から全国で唯一、京都市・乙訓通学圏の普通科に残っていた総合選抜が単独選抜に完全に移行する。乙訓地域の中3も初めてプログラムに参加した。委員会は生徒の進路選択の材料になると判断したが、意見はまとまらず、結局、各校の裁量に任せることになった。

単独選抜は生徒が高校を選べ、どんな学力レベルの生徒がどの高校を受験するかで合格ラインが変化する。前例がなく、読めない重圧が学校現場にかかる。進路部会長の室保次・洛北中学校は「みんな生徒に失敗させたくはないと必死だ、できることは全部する」と強調する。

校長会は2月24日の前期選抜合格発表直後に、前期選抜や私立専願の合格者を除いた最新の志望状況を生徒に独自に提供する方針でいる。単独選抜は選択を誤ると不合格者を出しかねず、学校現場では進路指導のやり方が従来通りには行かなくなっている。

「生徒や保護者に「分からない」と言わないと決めている。ただ全く見えていない。「大丈夫」とは一切口に出さない」。京都市内の男性教諭は(56)は明かす。生徒が不合格にならないよう志望校の第1,第2順位の選び方に細心の注意を払った。

私立校の併願は、これまで「練習」や「滑り止め」扱いをする生徒が多かったが、今回は「入学するつもりで選択するように」と徹底させた。前期選抜に落ちた多くの生徒の心のケアは未知の経験になる。「総合選抜で進路指導がマンネリ化していた。教師の力も試される」と表情を引き締める。

府教育委員会が昨年12月に初めて公表した中3の「進路希望調査」で、前期選抜の倍率が6倍を超える高校があり、生徒や保護者、学校関係者それぞれに衝撃が走った。進路面談後に行った進路希望の再調査で、6倍を超えていた高校の倍率が最大2・05ポイント下がり、最高でも5倍台になった。

混乱を招かないよう府教委や校長会が試みる対応に「生徒や保護者が志望先を冷静に考えてくれている」との声の一方で、「かえって生徒を振り回してしまう」との懸念も根強い。。学校関係者は口を揃える。「数年経ったらある程度見えてくるだろう。ただ、今年は結果が出るまで誰にも分からない。」」