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02日

未知の選択 京都 変わる春 高校入試 ④「高進学率維持、私たちの力」 私立の維持「改革」に参戦 今年から、京都の高校公立入試が大きく変わります。→続きはこちら

 

2月2日付の京都新聞に、「未知の選択 変わる 春 高校入試」というタイトルの記事が載った。引用すると-

京都で難関大学の進学実績がトップクラスの私立として知られる洛南高(京都市南区)は昨春、東京大や京都大の合格者を多く出してきた進学コース「Ⅲ類」のブランド名を捨てた。受験者が年々減り、2011年度にはⅢ類とⅠ類を合わせた入学者が初めて定員割れをしたからだ。

京都市立の堀川高(中京区)や西京高(同)の台頭が影響した。数字を見れば進学実績はあまり落ちていなかったが、実情は中学から入る内部進学生が支えていた。余根田聡渉外部長は「高校から入ってもダメだとのイメージがついてしまった」と説明する。

学校改革を議論し、「学祖」と位置づける弘法大師空海に合わせてⅢ類とⅠ類の名称を「空」と「海」にした。空は高校から入学しても内部進学者の学力に追いつけるとPRする。余根田部長は「看板を変えることで改革への意志を示した。昨春は受験者が増え、持ち直しの兆しがある」と強調する。ただ公立校の制度変更で、堀川高や西京高のような学力重視の公立校が増えないか意識する。「長年、京大に入る人材を輩出してきたのは私たちだとの自負がある。公立校が税金を使って同じことをするのはどうか」

京都は、高校入学者のうち私立校が4割を占め、東京に次いで多い。「全国トップクラスの大学進学率を維持してきたのは私学の力」と、府私立中学高校連合会の野田清昭事務局長は指摘する。一方で、私立校が学力の低い生徒の受け皿にもなってきた。私立校関係者には入試制度の変更を含めた公立校改革の議論で私立校が外されたことに不満がある。

野田事務局長は「公立のやり方は上位層の生徒だけを獲得しようとしているとしか思えない。京都の高校教育を変えるなら、公私で話し合うべきだ」と批判する。府独自の私立校の就学支援制度で公立と私立の垣根は低くなっている。希望の公立校に合格できなかった受験生が私立校に行く傾向が強まる中、志願状況から、今春の入試は公立校の傾向がつかめず安全志向で「私立校の専願者が増える」と複数の中学校の校長や教員らは見る。

龍谷大平安高(下京区)は昨春の入試で1270人が受験し、併願者対策で定員300人を大きく超える1119人の合格者を出した。入学者は476人と合格者の43%に当たり、前年の38%を上回った。平井正朗校長補佐は「思った以上に戻ってきた」と喜ぶ。公立高改革の過渡期をチャンスと見て、今春は定員70人増やし、龍谷大への無試験進学や予備校講師による補習授業でアピールする。平井校長補佐は「公立とは違う教育ができる。張り合う気はない」と言い切った。