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26日

2月25日 吉村塾の今日の日誌です。~京都・公立校入試について~

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24日(月)に発表された京都府の公立高校前期選抜試験の合否判定は、大量の不合格者を出すことになりました。1万3037人の志願者数に対して、合格者は5289人でした。合格を勝ち取れなかった生徒さんが、7748人もいることになります。昨年までの、「特色選抜・推薦入学」制度とは、比べものになりません。選抜試験制度とはいえ、これほどの大量の生徒に「不合格体験」を課す試験は、一般の高校入試では考えられません。

専門学科を受験した人は一回限りの試験ですので、合否結果を受け止めることになりますが、例えば、嵯峨野高こすもす科は、前年度倍率2,04倍が、今年の志願者倍率は2,58倍でした。これほど高人気になると、合否の推定がとても難しくなります。西京高エンタープライズが2.09倍、堀川高探究学科群が1,79倍、桃山高自然科学が3,23倍などとなっており、専門学科で合格できなかった生徒が、中期選抜の主力となり、普通科のレベルアップをもたらすことになると思います。あるいは、併願で合格している難関私立校へ流れるかもしれませんが、公立改革にともなう「公立人気」が湧き起こるかもしれません。その可能性のほうが高いと思います。

また、普通科では例えば、鴨沂高は、前期募集定員40名に対し、志願者数は230人の5,75倍となり、「9校で5倍を超えた」と報じられました。「自由出願」になったことで、これまで以上の生徒が公立受験に挑戦したことが分かります。前記の不合格者数を見れば分かるように、多くの生徒が不合格体験をしました。「公立受験は落ちることがまずない」と言われた京都の高校受験が大きく変わりました。ここでいくつかの気になる点を示したいと思います。

第1に、不合格になった生徒が、気を取り直し、わずか2日(明日の26日)で中期選抜の志望校を決められるのか、ということです。分かっていてもショックを受けている生徒は多数いると思います。第2に、前期選抜の普通科はほぼ3科目入試であり、中期選抜では5科目入試となります。受験科目が増えることは影響が大きいでしょう。第3に、中期選抜は3月7日(金)です。ほとんど時間がありません。公立改革初年度ということもあり、生徒・保護者・入試関係者は気を揉むばかりです。